Web更新担当者が書く(普段使いのWeb活用について)

先週末からの大雨により各地で発生した大洪水。
中国・四国、関西の一部、九州、東海と、書いていてあらためて被害の広さ、深刻さに言葉が出ません。
亡くなられた方にお悔みを申し上げます。
また被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
そして、復旧作業に当たる方々のご安全をお祈りします。

 

先週後半からの大雨では、富山でも大雨警報、避難準備・高齢者等避難開始などが次々と発令され、落ち着かない数日を過ごすことになりました。
この機会に、地域の情報発信はどうなっているのかなと調べてみると、県や市だけでなく、警察や河川事務所などがSNSで最新情報を発信していました。
それぞれが、刻々と変わる天候に、警報発令、解除、地域を流れる河川の水位などをリアルタイムで伝えており、緊急時に心強いと感じました。
尤も、そうした情報が追い付かなかったのが今回の大水害ですが…。

 

災害の情報は生活していくうえで重要なものですが、今回情報発信に活用された様々なネットメディアは、普段は個人の楽しみだったり、企業・店舗のPRでにぎわっている場所です。
Webサイトや、ブログ・SNSは、人目につきやすい道路沿いに看板を掛けているようなものと考えています。
その看板をしょった建物(アカウント)が、一向にドアを開けない。いつ通りかかっても明かりが点いていない。となったら、人々は関心を寄せるでしょうか。
その建物の中では、背中を向けた人が忙しそうに働いていながら、興味を持ってのぞき込む人々を無視し続けているのです。

 

企業・店舗のWeb発信は、自治体や関係各機関とは違い、普段の活動を伝え続けることが大切だと思います。
商品・サービスの内容について細かいことを毎日書かなくても(大変だし)、元気に働き、お客さまにそれぞれが心をこめたサービスを提供していることを、少しずつ伝えてください。
思いを十分書けなかったと感じたら、次の更新のとき、もっとうまく伝えられるはず。
普段使いのWeb活用法は、皆さまの元気そうな様子が伝われば、それだけでもいいと考えています。

 

もしそれだけではない、反響が欲しい場合は。
私共にご相談ください。キリッ!

 

おまけのお寿司! 雨のひどくないうちに慰労会を敢行しました。