老舗企業から学んだこと

先日、とあるアクセサリーショップでガラスでできた繊細なネックレスを見付けました。

そばにある紹介カードを見ると、老舗の耐熱ガラスメーカーが手掛けるアクセサリーでした。

耐熱ガラス製品の技術をいかした新たな事業展開です!

 

カードには、「時代とともにどんどん機械化が進み、ガラス製品が大量生産されるようになって職人の数が減っている」と書いてありました。

どんな時代でも、新しい商品を生み出す第一歩は、職人の技術から始まるようです。

アクセサリーという新たな事業を展開することで、若手職人の雇用を生み、若い世代に技術の伝承をし、いままで培ってきた技術を絶やさないようにされています。

また、若い世代はアクセサリーという形で、その会社の存在を知ります。

私がアクセサリーを手に取ったことでその会社を知るように、次世代に知ってもらう為のきっかけにもなっています。

 

 

その会社はもう3年後には創業100年を迎えるそうです。

時代ごとのニーズに沿った製品を作ること、

次の世代を見据えた人員の確保をしていくことで、

何年も、何十年も続いていく企業へと成長するのだなと感じました。

 

※アイキャッチ写真はイメージです。