【WEB更新のすすめ】言葉と文化

ECサイト(販売サイト)のお問い合わせとともに最近増えてきたのは多言語対応サイトです。

今回は日本語以外の言語のサイトを作るにあたっての豆知識です。

よくあるのは英語、中国語(繁体/簡体)、韓国語ですが、今後他の言語も増えていくかもしれません。

 

 

1)まずは言葉を訳すこと。

WEBには自動翻訳ツールがありますが、いまいち正確性に欠けているため、自動翻訳ツールで翻訳したものをそのままホームページに載せるのは難しいです。

日本発祥のもの、日本独自のものをその言語に翻訳しきれない場合があります。逆も然りで、その国の独特のものを日本語にしにくいものもあります。

そのため、やはり双方の国の文化を理解する人に翻訳をしてもらうのが理想的だと言われています。

 

2)ユニバーサルデザインと使いやすさについて検討する

ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍や年齢・性別などの違い、能力などにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した設計(デザイン)のことです。使いやすい、わかりやすいと感じるものがそれぞれの国で異なっている場合があります。日本では一般的な表示のマークも、ほかの国では何を指しているのかかわからない、ということがあります。

内容によりますが、そういったものをリサーチして作る必要があります。

日本以外の国ではシンプルなデザインが好まれるという傾向もあるらしいです。

 

多言語サイトを取り扱うにあたっていろいろ調べてみましたが、単純に言語を差し替えるだけではなく、それぞれの文化を考えることも必要なのだと改めて気が付いたデザイン担当でした。