当たり前が凄い価値!?②

前回のブログの食彩工房たてやまさんの商品や事例から、『当たり前』のなかに価値が隠れていたことをご紹介しました。

また一つ、食彩工房たてやまさんでのエピソードをお話します。

 

 

食彩工房たてやまの代表の方が、年に一度、大阪の中学生の民泊体験の受け入れをされていたのですが、そのときの話を伺う機会がありました。

 

受け入れをされてきたなかで、子どもたちが口々に『お米が美味しい!』と言っていたことがとても印象深かったそうです。

自分たちは地元のお米として日頃何気なく食べていたので、何も思わずに食べていたけれど、都会から来た子どもたちに『富山のお米は美味しいんだ』ということに気付かせてもらったと仰っていました。

 

そういえば私も以前、似たような体験をしたことがありました。

東京から知人が遊びに来て、有名な回転寿司のお店で食事をしたときに『富山の回転寿司って美味しいね』『こんなに美味しいものが気軽に食べられていいね』と言われたことがあったのです。

 

そのときはたしか学生だったので、「そんなに気に入ってくれたなら良かった」くらいにしか感じませんでしたが、今となって、地元ではない方が食べて感想を言ってくれたことで、当たり前の食材が凄い価値だったのだなと気付かせてもらいました。

確かに、天然のいけすと呼ばれるほど魚が豊富な富山湾があり、3,000m級の立山連峰から流れる綺麗な水から育った米は富山ならではの価値です。

 

自分たちが当たり前と思っていることや日常の中にも、他にないような強みが隠れているかもしれません!

 

これからの日本は人口減少によって、市場も縮小していきます。

縮小とともに淘汰されないために、他にない強みを持っていることや、事業のポジショニングが事業の存続に欠かせない要素となってきます。

 

自分たちから見た良さに合わせて、外から見た良さはないだろうかと意識して、強みや価値を上手くアピールしてビジネスを考えていきたいものです。

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