コロナ禍でイベント形態がガラリと変わった
ヒューマン・サポートでは定期的にセミナーや勉強会を開催していて、告知のためによく利用しているイベント告知サイトがあります。
頻繁にサイトにアクセスするので他社のイベントもよく目にしますが、今年の3月以降、オンラインで開催するイベントが増えたと肌感覚で感じることが多かったです。
気になったので、そのサイトに登録されているオンライン開催のイベント・オフライン(会場で行う)開催のイベントの数を調べてみました!
(昨年と今年の4~12月までのイベント数を比較)
イベントの形態は昨年と比べてどう変わったか?
まず昨年の4月~12月は、
オフラインイベント…約70,000件
オンラインイベント…約1,900件
と、オフラインイベントの数が圧倒的に多いことが分かりました。
そして、今年の4月~12月は、
オフラインイベント…約45,000件
オンラインイベント…約26,000件
と、オフラインイベントの数が減った一方で、オンラインイベントの数がなんと昨年の約14倍も増えていました!
※2020年12月15日調査時点
オンラインイベントの急激な増加に、新型コロナウイルスの影響をひしひしと感じます。
新型コロナウイルス感染防止のためには、とにかく『三密』を避けなければなりませんよね。
11月半ば頃から感染者数がまた増加しているので、引き続きオンラインでのイベントやセミナーが増えていくのかなと感じています。
ビジネス活動での変化はこんなところにも。
オンラインイベント以外にも、新型コロナウイルス感染症によって、いままでとビジネスのやり方がガラリと変化したというケースを色々なところで目にします。
- 飲食業界がテイクアウトメニューを充実させた
- 商品販売を行う企業・お店が実店舗販売から通信販売に重きを置くようになった
- レジャー用品ではなく「巣ごもり」商品の売れ行きが良くなった など。
人々の行動の変化により、商品を提供するスタイルや売れ筋商品が変わっています。
以前の富山次世代プロ経営者倶楽部で、コロナ禍の経営について取り上げた際に、『これまでのビジネス活動が上手くできないなかでも、自社が今できることは何か?』を受講生の方と考えていきました。
また、『コロナが暫く続く』『収束しても、また同じようなことが起きるかもしれない』ということを前提として、このような状況でも収益を上げられる事業モデルを構築していくことをお話ししました。
事業の存続には、世間のニーズを読み、世間の動きに合う形で商品やサービスを提供することが求められます。
「いまできる動きは何か?」「いま世の中に必要なのは、どの商品・サービスか?」
など、自社のビジネスを一旦見直すことが、新しいビジネスチャンスとなるかもしれません!