身近な商品の事業立地の成功モデル!(お茶飲料)

中小企業・小規模企業の経営において、事業立地が繁盛に関わる大きなポイントであるというお話をよく行っています。

事業立地については、こちらのページをご覧ください。

 

成功しているビジネスの事例を紐解いてみると、仕事の仕方や製品開発以上に、事業立地が優れているという研究結果が出ており、経営者の方には経営を考える上でぜひとも着目していただきたいポイントになります。

 

そんな経営において重要な事業立地を、私たちが良く知っている身近な商品の事例でご紹介していこうと思います。

 

《"脂肪を減らす"で一躍有名になったあのお茶》

皆さんはお茶飲料といったら何を思い出されますか?

「おーいお茶(伊藤園)」「十六茶(アサヒ飲料)」「伊右衛門(サントリー)」など、お茶飲料は、多くのメーカーが販売しています。

そしてコンビニエンスストアやスーパーマーケットへ行けば、お手頃な価格帯で美味しいお茶が簡単に手に入れられます。

 

こうしたお手頃価格で美味しいお茶飲料と一線を画すようなお茶飲料が、2003年に花王から発売されました。

代謝の研究を20年以上行ってきた花王が、多くの消費者が興味・関心のある「健康」「肥満」に着目して、健康・肥満対策の機能を掛け合わせた『ヘルシア緑茶』を開発したのです。

 

従来のお茶飲料の市場に、健康・肥満対策という新しい価値を持ったお茶飲料を登場させ、コンビニエンスストアで販売したところ、消費者から大きな指示を得てその年の大ヒット商品になりました!

花王の当初の売上予想を大きく上回る結果だったようです。

 

現在は、他のメーカーもトクホ(特定保健用食品)のお茶飲料を販売していますが、ヘルシア緑茶が、これまでにはない新たな価値を持ったお茶飲料として、健康を意識する方が選ぶ飲料という新たな市場を開拓し、市場の先駆者となりました。

 

このように、これまでにない新たな価値を生み出すことが、良い事業立地でビジネスを行う足がかりとなります。

他社との差別化、高付加価値化、そして企業の生き残りのため、ブルーオーシャンの市場を狙って戦略を立てていきたいものです。

 

 

事業立地やブルーオーシャンの市場を狙う事業経営については、SP経営のeラーニングの講座で詳しく学ぶことができます。

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