事業計画は計画通りにいかない

2020年も一年の半分が終わり、後半戦に入ってきました。

2020年の前半は新型コロナウイルス感染症が世界中で蔓延するという未曾有の事態が発生したため、「計画通りに事業が進まなかった」というケースも多いのではないでしょうか。

 

一年の折り返しに入ったところで、事業の計画を見直される方も多いと思います。

場合によっては新しい事業計画立てられることもあるかと思います。

 

そのような場合にお伝えしたいのは、もし新しい事業計画を立案される際には、今の事業のポジショニングの検証に時間を割いていただきたいということです。

 

事業のポジショニング…とは、誰(どんなターゲット)に対して何を売っているかということで、中小零細企業は商品やサービスの付加価値を高めて商品の価値を認めてくれる方をターゲットにするべきと考えられています

 

事業のポジショニングを見直すことは、事業計画作成の要となります。

過去の流れをそのまま踏襲することを事業計画として繰り返していても事業の革新は生まれません。

何十年も同じ事業にとどまり収益が得られないのはこのケースです。

過去の流れに沿うだけの計画を見直していただき、よりアッパー(高付加価値な商品を認めてくれる相手を対象にする)でニッチな領域への事業立地の変更を検討してください。

 

また、事業計画は行動する上で大事な指針になりますが、計画通りにいかないということが大前提です。

現実的には、ある程度先を考えておきながら適時対応していくことになり、実現された戦略は最初から明確に意図したものではなく、その都度学習する過程で戦略の一貫性やパターンが形成されると言われています。

その前提を踏まえた上で、事前に予測がつきコントロールができることは完全にコントロールする・頑張ればコントロールできそうなことはできるだけコントロールする・コントロールできないことはできるだけ適合するように事業を行っていただきたいと思います。

自社の明るい未来のために、真の事業計画を作成しましょう。

 

 

事業計画の策定については、SP経営のeラーニングでも詳しく学習することができます。
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