人口減少が止まらない日本。中小企業はどのような経営をすべき?
日本の人口は、平成21年をピークに11年連続で減少しています。
特に、令和2年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数のポイント(総務省)によると、前年と比べて50万人以上の人口が減少したそうです(50万5046人)。
鳥取県(約55万人)の人口に近い人口が1年のうちに減少したのだそうです。
そのような現状に相反して、現時点で多くの企業に『人口増加時代のビジネスモデル』が根付いているといえます。
●増収増益
●売上拡大
●事業規模の拡大
●良いものをより安く!
これらが人口増加時代のビジネスの主な特徴です。
人口増加時代のビジネスモデルが通用しない時代がやってくるこれからは、人口減少と共にマーケットも縮小することを踏まえて経営戦略を考えていかなければなりません。
では、人口減少時代のビジネスはどういったものかというと、企業毎の『ポジショニング』が一層強く求められます。
『ポジショニング』とは、自社がどのような分野で一番になれるかということ。
また、商品の価値を認める人・認めずに値切る人等様々な世界観を持った人が世の中に存在しますが、どのような世界観を持った人をターゲットにすべきかを明確にしていくことも、同時に求められます。
マーケットが縮小して競争が激化することから、他社との差別化を図り、商品やサービスの付加価値を高めることがポイントとなってくるといえます。
これまでの人口増加時代のビジネスモデルから、転換することをぜひ考えていただきたいものです!
ポジショニングや世界観を踏まえた経営については、SP経営のeラーニング講座でも学ぶことができますので、興味がございましたらご覧ください。
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