【プロ経営者倶楽部】1・2・3期生勉強会を開催しました!
10月14日(水)に富山次世代プロ経営者倶楽部1・2・3期生の勉強会を開催しました!
午前開催の2期・夕方開催の3期では、前半、経営者が行うべき仕事について学んでいきました。
実は、中小企業の経営者の多くが、経営者としての仕事ができていないといわれています。
具体的には、90%以上の中小企業の経営者にあてはまるのだとか。
例えば…社員と一緒になって突然の案件・来客に対応する、納期ギリギリの業務を行う…ということはないでしょうか。
これらの目先の業務は、経営者にしかできない仕事とはいえません。
経営者にしかできない仕事とは、『将来に対して、今どのようなことを行っていくか?を考えて手を打つこと』です。
経営者の目線は、目先ではなく未来に向いていることが理想であると考えています。
"未来への種まき"となる活動にも、積極的に時間を使っていただきたいです。
勉強会のなかで、将来に向けて経営者が取り組むべき業務・経営者の仕事に費やす目安時間などについてもお伝えし、受講生の方に、日頃のご自身の業務について振り返っていただきました。
まさに10年後、20年後…と続く企業を目指す『富山"次世代"プロ経営者倶楽部』のテーマに沿った内容であったかな、と思います。
(自社の経営について、振り返って考えていただきました。)
午後開催の1期では、前半、IPOとM&Aについて学んでいきました。
IPOとは、Initial Public Offeringの略称で、日本語では「新規公開株」「新規上場株式」と表します。
IPOできる企業は、これから伸びると期待されたり魅力的であることから、事業のポジショニングが良い企業ともいえます。
M&Aは、ご存知の方も多いかと思いますが、企業の合併・買収のことです。
M&Aには売る立場・買う立場・仲介者の3つの立場があり、それぞれの立場に基づいた説明や、メリット・デメリットについてお話ししていきました。
IPOやM&Aは、全ての企業が今すぐに必要といった知識でないため、身近なテーマではないと思うことがあるかもしれないのですが、将来的に企業の出口戦略について考える機会も出てくるので、経営者として知っておきたい知識の一つです。
このテーマを通じて、商品にどれだけ付加価値をつけられるか?を考えることの大切さをお分かりいただけたかなと思います。
(途中、各社行っている出口戦略についてディスカッションも行いました。)
各期の後半は、前日の0期生勉強会でもお話ししたテーマ『経営における判断基準』について取り上げました。
このテーマでは、先日配信されたばかりの新しい講座の内容についても触れながら話を進めていきました!
講座では、稲盛和夫先生(京セラ名誉会長)が講演で述べられていた、『感情、感覚、理性(論理)、魂の順番にレベルが向上する。最も程度の低い判断基準は感情である。経営者は、感情や感覚に判断基準をゆだねず、理性をベースにして、魂にその判断をゆだねなさい。(後略)』という言葉が紹介されています。
このことから経営者は、感情や感覚を排除した判断を行うことが賢明であるとされています。
また、感情的な判断は2つのパターンに分けられ、それぞれの対処法についても学んでいただきました。
また、感情的にならないために、心の状態をリセットできるものがあると良いのではということで、皆さんのリフレッシュ方法も伺いました!
出てきたのは、サウナ・ランニング・睡眠・登山など。
中には、「これといったリフレッシュの方法がないので、次回までに考えます」という方もいらっしゃいました。
一時の感情や感覚で判断することなく、論理に基づいて判断できる状態を作るのも経営者の大事な仕事の一つということが分かる時間になったかなと思います。
(お知らせ)勉強会受講生募集中!!
富山次世代プロ経営倶楽部では、毎月第2水曜日の午前開催の2期生・夕方開催の3期生を募集しています。
月例勉強会と日々のWEB学習で経営の知識を深め、10年後・20年後…と、これからの時代を勝ち残っていくことができる中小企業を目指して経営を学んでいます。
現役の経営者のほか、これから代を引き継ぐ後継者、起業・独立をお考えの方におすすめです!
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(お知らせ)来週水曜!富山次世代プロ経営者倶楽部《無料体験》
10/28(水)午後、『富山次世代プロ経営者倶楽部』の無料体験講座を開催します。
中小零細企業に特化した経営について学んでみたい方や、勉強会にご興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご利用ください!起業を考えている方にもおすすめの内容です!
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