経営の仕方は大手と中小で異なる!?
日本の企業は大手企業が1万1,000社で、中小企業・小規模事業者が380万9,000社と言われています。
割合でいうと、大手:0.3%で、中小・小規模事業者:99.7%です。(平成26年経済センサス-基礎調査より)
圧倒的に中小企業・小規模事業者が多いですね!
*(補足1)中小企業庁による中小企業の定義*
- 製造業その他…資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人
- 卸売業…資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
- 小売業…資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人
- サービス業…資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
となっていて、上記のラインを超えると「大手企業」となります。
*(補足2)中小企業庁による小規模企業者の定義*
- 製造業その他…従業員20人以下
- 商業・サービス業…従業員 5人以下
となります。
こうして数字で見てみると、大手企業は人員・規模がかなり大きいことを改めて感じます!
ちなみに、大手企業のビジネスの大きな特徴として、人手も資源も豊富であるため、商品の大量生産や幅広い商品展開、比較的安価な販売が可能ということが挙げられます。
幅広いラインナップの商品をお客様に安い値段で販売できることは一見魅力的です。
しかし、マンパワーの限られた中小企業・小規模事業者が、大手のやり方を真似て同じことをしようとすると、人手が足りず残業が増えたり、オペレーションが増えたことで一人ひとりの負担が増えるなど、必ずどこかで無理が生じます。
そして、次第に働く人が疲弊します。
また、疲弊の度合いに反して『忙しいのに一向に利益が出ない』という悪循環を引き起こしてしまいます。
中小企業・小規模事業者には、中小企業・小規模事業者に合った経営が存在します!
大手企業と同じ経営ではなく、中小企業・小規模事業者に合った経営を知っていれば、『忙しいのに利益が出ない』状態から抜け出すことができ、自社を高収益な企業に育てていくことができます!
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