収益性の高い中小企業を目指すには?

 

収益性の高い中小企業を目指すためには、まず事業の立地が良いことが挙げられます。

事業の立地とは、自社がどの分野なら一番になれるかという意味合いです。

そして、一番になれる事業立地を決めたあとは、売上をどのように作っていくか?を考えなければなりません。

売上をどのように作っていくかを考える上で参考になるのが、ビジネスモデルです。

 

 

ビジネスモデルには、必ず顧客の行動や心理が関係します。

例えば、有名な『AIDMAモデル』も、消費者の心理を分析したモデルです。

 

"AIDMA"とはどういう意味かというと、Attention(注意)・Interest(関心)・Desire(欲求)・Memory(記憶)・Action(行動)の頭文字で、店舗での消費者の購買心理を現したものです。

どのように注目してもらい(Attention)、どのように関心を引き(Interest)、どのように欲しいと思ってもらい(Desire)、どのように消費者の記憶に残らせ(Memory)、どのような購買行動をしてもらうか(Action)を段階的に考えていきます!

『AIDMAモデル』はたくさんあるビジネスモデルのなかでも、かなりメジャーなものだそうです。

私が過去に参加した経営やマーケティングのセミナーでも何度か紹介されていました!

 

 

 

ただし、消費者の行動は、時代の流れとともに変化していきます。

インターネットの普及により、最近は『AIDMAモデル』から派生した『AISASモデル』も広がっています。

 

"AISAS"の意味は、Attention(注意)・Interest(関心)・Search(検索)・Action(行動)・Share(共有)で、インターネットでの購買心理を現しています。

どのように注目してもらい(Attention)、どのように関心を引き(Interest)、気になってもらい検索に繋げ(Search)、購買行動に繋げ(Action)、口コミや投稿で消費者にShareしてもらうという流れになります!

 

Shareは、SNSが広く普及している現代ならではの消費者行動ですよね。

多くの人が、毎日のようにFacebookやInstagramなどのSNSを使うことからSNSを使ったのプロモーションも活発になり、SNSから購買に繋がることも増えているので、ターゲットに合わせてSNSでプロモーションを行う企業やお店も増えているように感じます!

 

売上を作るために顧客の購買心理に寄り添うこと、そして、高収益企業の要件として、「自社がどの分野なら一番になれるか?」と思考を巡らせながら事業の立地を考えてみてください。