老舗企業が取り組む、伝統を守ることと次の世代に伝えること

私には、愛用しているガラスのアクセサリーがあります。

このアクセサリーは、1年後に創業100年を迎える老舗のガラスメーカーが手掛ける新たな事業展開の商品です。

こちらのメーカーはこれまで、コーヒーのサイフォンや理化学器具などを製造していましたが、時代とともに進む機械化によって、ガラス製品も機械で大量生産されるようになり、一時は職人数の減少という危機に直面していたのだそうです。

しかし、どんな時代においても『新しいものを生む第一歩は、職人の技術から始まる』という信念から、アクセサリーという新たな分野の開拓によって、若手職人の雇用を生み、若い世代に技術の伝承をし、培った技術を絶やさないようにしています。

また、若い世代はアクセサリーという形でその会社の存在を知ります。

私がアクセサリーを手に取ってその企業を知ったように、次の世代に知ってもらうための大きなきっかけにもなっています！

弊社主催の勉強会『富山次世代プロ経営者倶楽部』には、先代から事業を引き継いだ後継者・次期社長も多数受講され、ビジネスが複雑化する現代で事業を存続できるよう少しずつ知識を身に付けています。(半分が後継者・次期社長です！)

築いてきた技術や伝統を受け継ぎつつ、時代に取り残されないよう新たな取り組みを開拓しなければならないため、途中で代を引き継ぐことは簡単なことではありません。

しかし、このガラスメーカーのように、自社の技術や伝統を残すため、伝承の方法を模索したり、世間が求めているニーズを取り入れることは、長く生き残るためには考えていかなければならない要素です。

月一度の勉強会と、eラーニング講座による日々の学習により、自社の強みや伝統がこれからの時代にも受け入れられるのはどのような形か、築いてきた技術をどのように次の時代に受け継いでいくかなどを、時間をかけて考えています！

10月28日(水)午後に、先述の『富山次世代プロ経営者倶楽部』の無料体験講座を開催します。

後継者の方も数多く学ぶ中小企業の経営に特化した学習内容やeラーニング講座を体験・視聴していただける時間となっていますので、ぜひご利用ください。

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