【Web更新のすすめ】ブランディング未完・戦略なしのeコマース進出は

今年、突然降り注いだ新型コロナウイルスの禍は瞬く間に世界中に拡大し、人の動きがガラリと変わったことは周知のとおりですが、利用が激減した様々なサービスの裏で、驚異的な伸びを記録した業界があります。いわずと知れたeコマースです。
ことし夏の時点で楽天市場が約48%、Amazon約40%(AWS含)と、ネット通販への参入が激増したことがうかがえます。
私たちも今年に入り、eコマースに初めて挑戦するお客様の比率が目立って増えてきました。新型コロナの影響で来客が減った中での開店というお客様もいらっしゃいます。
実際、既にネットショップを運用しているお客様の中には、今年の売上が非常に厳しいにも関わらず、ネットでの売上は前年までの平均を維持しているところもあります(伸びたらもっといいんですが)。
eコマースの運用でまず理解しなくてはならないのは、これまでの対面を主とした営業形態の実績で、ブランドが確立しているかどうかです。または、企業独自のサービスで顧客のリピート率を高めているか、それを確かめているか。
ネットショップの向こうのユーザーは、これまで来社・来店してくれた人々と、まったく異なります。販売形態が変われば顧客層も変わるわけです。未知の顧客層から途切れなく利用していただくまでには、どうしても試行錯誤が発生すると思われます(一番簡単なのは値引きです)。
ブランドのないeコマースは、出店から当分の間は苦戦することを想定してください。対面で確固たるブランドを築いた企業はどうか、と言いますと、ブランドはネットでの成功までのつなぎになります。言い換えると、つなぎにしかならないと考えます。
ネットでの潜在的な顧客層がどこの、どんな人々で、どんな動機で“うちの商品・サービス”を利用するのか。これをよく考えないと、いつもの近くのお客さんが来店の代わりにネットで買ってくれる…と思い込んでいたら、おかしいな? という事にもなりかねません。

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