売れる商品を作るためには…『絞り込む』こと!
事務局の五十嵐です。
いけばなを習っていて、今年で習い始めてから8年目になります。
最初はテキストを見ながらの基礎の型をしっかり身に付け、今では基礎の型で学んだことをもとに自由に表現ができるようになりました。
形や構成も自分で考えて自由に表現するがゆえ、講評をいただく際に「この作品で特に見せたいポイントはどこですか?」と尋ねられることがあります。
なぜそのようなことを聞かれるのかというと、どの部分を見せたいかがはっきり決まらないまま花を生けると、結果誰にも伝わらない作品になってしまうことがあるからなのだそうです。
どこを見せたいかを明確にしてから作品を作ることで、より相手の心に伝わる作品が出来上がるのです。
見せたいポイントという点は、ビジネスにも通じる部分があるなと感じます。
例えば、商品やサービスを見つめ直したり新しく開発することがあると思うのですが、その際に、どのような相手に向けた商品なのかが明確に決まっていなければ、ぼんやりした印象しか残らず、誰の心にも響かないものになってしまいます。
ビジネスでは、"ターゲットを絞り込む"という表現がよく使われます。
◎年代はどれくらいか?
◎男性か女性か?
◎どれくらいの年収の人か?
◎職業や役職は?
◎家族構成は?
など、商品を購入してほしいのはどのような人なのかを細かく絞り込むことができれば、ターゲットとなる人に「まさに自分に必要なものだ!」と感じ取ってもらうことができます。
とは言うものの、商品やサービスによっては、ターゲットをどのような相手にすれば良いのか分からず迷う場合もあるかと思います。
そのようなことがございましたら、お気軽にご相談くださいね!