【0期】9月の勉強会を開催しました!【プロ経営者倶楽部】
9月14日に富山次世代プロ経営者俱楽部の0期生の勉強会を開催しました。
前半は、補助金を活用して事業立地を変更することになった事業者の事例を紹介しました。
新型コロナウイルスによってこれまでとビジネスの仕方がガラリと変わった企業やお店がたくさんあると思います。
思い通りに事業が進められない業界も多いなかではありますが、自治体や国が補助金を出し、補助金の力も借りて新たな事業展開に挑戦するというポジティブな動きも出てきています。
また、受講生の方から『業界自体が徐々に縮小していることや、職人の高齢化・後継者不足などの課題を抱えている』という話が挙がりました。
世の中の便利さやスマートさを求める風潮から、時代とともにニーズが縮小していく業界はどうしても現れます。
そうした業界は、これまでのビジネスの方法に固執せず事業立地を見つめ直して世の中に受け入れられる事業体を模索していく必要があると考えています。
受講生の方が事業立地を考える際のヒントになる部分もあるかと思い、講師が携わった事例として、補助金の申請をきっかけに事業を見つめ直し、新たな事業立地を確立して事業をスタートさせた企業をご紹介しました!(もちろん企業情報は隠しています)
後半は、《脱・昭和》の経営をテーマに現代(令和)の経営について考えていきました。
昭和時代と令和を比べると様々な技術革新が起きて世の中が便利になっているのが分かります。
例えばコミュニケーションの手段でいうと、昭和時代は固定電話や公衆電話、ポケベルで連絡を取っていたのが、平成後期から令和に突入するとスマートフォン(LINEやSNS)に変化するなど、世の中の人が欲するものは時代とともに変わっていきます。
昭和のビジネスのテーマとして、危険・不便・不快の解消が挙げられます。
一方、令和のビジネスはというと…
(炊飯器で例えてみました)
これまでただお米を炊くだけだった昭和の炊飯器から、技術の進化により糖質コントロールをしてくれたり、甘酒・お粥など別のメニューが調理できるといったの機能が備わり利便性を高めていくなど、大きな課題が見当たらないのが特徴です。
便利で快適な商品が世の中にありふれ、ネットや店頭などで簡単に手に入れることができる時代になった今、価値を見出せる商品や企業の真価が問われてきています!
昭和と令和のビジネスを比較しながら、自社が現代に適応していくための考え方を学びました。
大きな課題が見当たらない分、商品・サービス選びはシビアになっています。
受講生の方から相談を受けつつ、価値のある商品を提供している企業・お店というブランディングをしっかり確立させていきたいと思っています!
(お知らせ)富山次世代プロ経営者倶楽部って?
経営者・これから経営者となる方(後継者)・起業予定の方が集まって、中小零細企業に特化した経営を学んでいます。
*毎月第2水曜の夕方クラスの時間(17:30~19:00)は見学も可能です!*
詳細はこちらから▼