経営にも病気がある!?

今週は、会社の健康診断に行ってきました。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で受診前に検温があったり、終始マスクの着用が義務付けられていたり、人数が少なかったりと、例年とは違う感じがしましたが、健康状態に特に異常はなさそうですと言われ、ひとまず安心して帰ってきました。

病気の深刻な状態を未然に防ぐことができるので、健康診断はとてもありがたいですよね!

 

人間に病気があるように、実は、経営にも疾病状態というものが存在します。

私たちが学んでいるSP経営では、経営に悪影響を及ぼす危険な状態が5つあると定義し、これらを病気に例えて"5大疾病"と呼んでいます。

 

1つ例をご紹介します。 

有病率50%の安売り症候群!

経営者は、顧客が来ない状態・商品が売れない状態を嫌うため、商品が売れるなら少しくらい安値でも良いやと、つい商品の価格を安くしてしまう傾向があります。

それゆえ、商品を買うお客様がいるなら多少利益が少なくても良いと思い、商品の価値に見合わない安すぎる値決めをしてしまいます。

 

しかし、誤った値決めが経営に与えるダメージを過小評価してはいけないのです。

安売りの大罪は良い物を作り出す知恵を奪うこと!

「安くすれば売れる」という思考が蔓延すると、やがて良い物を作ろうとする想像力や知恵が企業からなくなってしまいます。

 

◆◆安売り症候群の主な症状◆◆

☑頑張っているのに儲からない。

☑新しい商品、サービスを創造できていない。

☑利益は出なくて良い、と思うことがある。

☑値上げをしたいと思っていてもできない。

☑ギリギリの経営をしていると感じる。

 

▶安売り症候群の詳しい説明とその他の疾病状態についてはこちらをご覧ください!

 

 

恐らく、企業が病気を患っているという感覚はあまりないと思います。

しかし、なかには自社が危険な状態おかれていることに気が付かぬまま放置され、どんどん事態が深刻化してしまっている場合もあります。

経営を健康な状態に戻すためには、症状に合わせた適切な治療が必要です。

自社は疾病状態にないか、疾病状態にある場合はどのように治療すれば良いかを学び、疾病状態を治療して、健康な状態での経営を目指しませんか?

 

SP経営・5大疾病についての詳細は、▼下記リンク▼から見ることができるので、経営の学習に興味がございましたら、ぜひご覧になってください。