想定外は経営に付き物です。

 

2020年初頭から、新型コロナウイルス感染症が世界中で蔓延するという未曾有の事態が発生し、「いつも通りの売上が見込めなかった」「当初立てていた事業計画の通りに事業が進まなかった」などというケースも多いのではないでしょうか。

 

 

新型コロナウイルス感染症はもはや世界規模での話ですが、この規模までいかなくても、

自社の将来を担うはずだった幹部社員がいきなり退職した

自社の得意先としているお客様が倒産した

何年も付き合いのあるお客様が他社に乗り換えられた

など、様々な事態が発生することから、経営は思った通りにいかないことも多いです。

 

そのことを踏まえた上で、想定外の事態が起きたとき、「自社は、これからどのような事業形態を取っていけば良いだろうか?」と臨機応変に考えていくことが何よりも大切です!

そのため経営者は、"いつか想定外のことが起きる!"ということを念頭に置き、感情や直感任せで判断することなく、少しでも不測の事態から軌道修正ができるように、理論・筋道を立てて判断する(=理詰めで考える)ことを日頃からやっておかなければならないのです。

 

 

また、不測の事態に対峙したときや、迷ったときに判断を誤らないために、普段から経営の知識や、業界に関連する情報を積極的に得られる環境を作り、業界として将来起こりうることを想定しながら、自社の経営について考えていただければと思います!