コロナ禍で購買活動に変化。転機と捉えて需要を獲得した中小企業も!

新型コロナウイルス感染症の流行により消費者の意識や行動が変化し、コロナ前に比べ、購買活動も変化しています。

『2021年度版中小企業白書・小規模企業白書 概要』によりますと、旅行や県外への移動を安易に行えなくなったことで、地元のお店の利用が増えたほか、オンラインショップの利用が増えているようです。

 

また、このような世間の流れを転機と捉えて、新たな需要を獲得する中小企業の事例が紹介されていました!

 

 

愛知県にある銅素材やダイキャストの切削加工を行っている企業の事例です。

新型コロナウイルス感染症が全国的に流行したことで取引先の需要が低迷、製品の受注が減少するなか、消費者の『非接触』への意識の高まりに着目し、マスク掛けの機能のある非接触ツールを開発しました。

オンラインショップを使って消費者に直接販売を開始したところ、多くのメディアに取り上げられ、2020年12月までに8,000個以上も商品が売れたのだそうです。

 

この事例のように、オンラインショップ等で一般消費者(Consumer)に自社製品を直接的(Direct)に販売するビジネスモデルを『D2Cモデルといいます。

D2Cモデルについては、以前の勉強会でも取り上げたことがあるのですが、コロナ禍でコミュニケーションやショッピングなどがネット上で活発に行われるようになり、デジタルシフト(企業活動をデジタル対応にすること)が急速に進んでいます。

 

インターネット環境が整備されたからこそ実現したビジネスモデルで、昭和時代や平成初期には考えられなかった"現代のビジネスモデル"であるといえます。

 

 

 

時代の変化に伴い、ビジネスの流れやビジネスモデルは絶えず変化しています。

現在事業をされている方・またこれから事業を始めたいとお考えの方には、時流を読む力をぜひとも養っていただければと感じています!

 

時代にマッチした経営・中小企業にマッチした経営について学びたいなと思われましたら、SP経営のeラーニングをご活用ください。

 

SP経営eラーニングの詳細はこちらから

ご不明・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。