お店や企業が長く生き残るには？
今日は午前中にヒューマン・サポートの月初会議がありました。
コロナ禍における企業支援について話すなかで、一度倒産したあとに再建した老舗菓子店の事例が話題に挙がりました。
創業が約400年前にも遡る大変歴史があるお店で、築き上げてきた伝統を重んじることから、製法・販売など昔のやり方を長く貫いてきたのだそうです。
しかし、時代がどんどん変わっていくにつれ、守ってきたはずの古来のやり方が人々の感覚とマッチしなくなり、現代人から受け入れられなくなってしまい、一度お店が倒産してしまいました。
しばらく経ったのち、後継者の方がお店の再建を果たされたのですが、後継者の方は『このお店がこれまでに培ってきた考え方や伝統を、今の時代に合った形で変化させていかなければ、この先残っていけないだろう』と考えて事業を行われているのだそうです。
この事例から言えることは、これまでのやり方に固執したままだと、コロナ時代、これからの時代に生き残っていけないということ。
自社の強みや伝統を軸として大事にしつつも、世間が求めているスタイル（ニーズ）も取り入れていくことが、長く生き残るために必要な一つの要素であります。
Withコロナが長引くことで人々の生活様式が大きく変わり、「これまでのやり方が通用しない」というビジネスも数多く存在します。
思わず落胆しそうになりますが、いままでのやり方をガラリと変えてでも、マイナスの業績を挽回しよう！と前を向いている経営者の方も多くいらっしゃいます。
もしかしたら「変革のときかもしれない」という発想も持ちながら、これからの経営について考えていただければと思います。
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