分かりやすくて面白いニッチトップ事例➀

事業のポジショニング(自社がどの分野なら一番になれるか)についてのお話をブログでもよくしていますが、先日テレビを見ていて分かりやすい!面白い!と思ったエピソードが紹介されていたのでお話ししようと思います。

 

『林修のニッポンドリル』という番組で、隙間産業でトップシェアを生み出すニッチトップについて紹介されていました。

このニッチトップがというのが、私たちがSP経営で言っているところの『事業のポジショニング』に値します。

 

 

番組では山形県にあるレコードプレーヤーの針を作る企業が紹介されていました。

この企業のレコードの針は、先端に人工ダイヤモンドが装着されているのが特徴で、なんと世界シェアの9割を占めているそうです。

(平成生まれなのでレコードで音楽を聴く行為を見たことがないのですが、昭和の時代には一世を風靡したものだったのですね…!)

 

ただ、CDの登場とともにレコードの針の需要は徐々に減り、一時は衰退の一途を辿ったのですが、隙間産業でトップシェアを目指せる製品を新たに作ったそうです。

それが、加工技術の高さを活かした携帯電話のバイブ音を作り出すパーツ!

 

携帯電話が普及したことで月に500万個ものパーツを生産し、会社は見事に業績のV字回復に成功したそうです。

 

この企業が元々持っていた繊細で高度な加工技術をいかし、時代のニーズに合わせた製品を生み出して成功した事例です。

 

この事例同様、成功しているビジネスの事例を紐解くと、仕事の仕方や製品開発以上に事業のポジショニングが優れています。(他にない強みを持っていて、ブルーオーシャン市場にいる)

 

自社の強みが何か・自社の技術が他に活かせる分野はないか・どの分野だったら一番を目指せるかなど、今一度時間をかけながら考えていきたいものです。

ポジショニングの考え方についてはこちらをご覧ください

 

 

事業のポジショニングやブルーオーシャンの市場を狙う事業経営については、SP経営のeラーニングの講座でも詳しく学ぶことができます。

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