ポジショニングの考え方は『掛け算』
昨日の投稿で、高収益を目指すために自社が『何屋さんをやっているか』『事業のポジショニング』について考えるという記事を書きました。
『何屋さん』『ポジショニング』の考え方は掛け算です!
( )×( )×( )…と
自社商品(サービス)の、ビジネスの要素・他社にない強みを一番が取れるところまで掛け合わせていくのです。
以前、富山次世代プロ経営者倶楽部でもお話しした、有名温泉街のとある温泉旅館を例に挙げます。
こちらの温泉は(温泉)×(昔の良さが分かる人)×(岩から染み出る自家源泉)という掛け合わせになります。
●1つ目の要素…温泉
⇒規模の大きい温泉街で、周囲には100軒以上の施設があります。これでは競合が多いですね。
●2つ目の要素…昔の良さが分かる人
⇒温泉街の中でも古い歴史のある、所謂老舗の旅館です。ですが"昔の良さが分かる人が来る温泉"は他にも多く存在します。
●3つ目の要素…岩から染み出る自家源泉
⇒この温泉街のなかでも、岩から自家源泉が染み出る温泉は、この旅館だけにしかない強みです!
このように、業種から始め、「他社との違いは何か」「自社にしかないものは何か」と考えていき、どの部分で一番を取れるかを突き詰めていきます。
他にない強みを見付けることで、自社だけの価値を再発見でき、高付加価値のある商品(サービス)としてお客様に選んでいただく
ための準備ができます!
どのような部分で一番が取れるか…そういった視点を持って、自社ビジネスを考えていきたいですね。
事業のポジショニングについては、SP経営のeラーニングの講座のなかでも学ぶことができます。
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