分かりやすくて面白いニッチトップ事例②

事業のポジショニング(自社がどの分野なら一番になれるか)についてのお話をブログでも度々お話ししていますが、前回の投稿で、テレビ番組で見た山形県の企業の事例が分かりやすいと思い、ブログで紹介しました。

(因みにこの番組では事業のポジショニングが『ニッチトップ』という言葉で表現されていました)

 

この番組でもう一つ分かりやすくて面白いエピソード話があったので、ご紹介します。

今回は、企業ではなく人物のエピソードです。

先述のエピソードを見たあとに「僕もまさにニッチトップだ!」と仰っていた林修先生です。

 

 

林先生は東京大学の出身で、同級生は霞が関で官僚として働く方・一流商社で働く方ばかり。

自分がその中に参入してしのぎを削って戦うのは大変だと感じて、仕事を選ぶ上で彼らとは別の道を考えました。

そんななか、塾講師のアルバイトで指導力を高く評価されたことがきっかけで、東進衛星予備校の講師となりました。

英語の学習アドバイザーを経て数学教師として採用されましたが、「自分がトップに立てそうな科目は何か?」と考えたときに、英語・数学は特に優秀な先生が多いと思い、視野を広げたところ現代文ならトップになれるのではと考え、現代文の講師になることを決めたのだそうです。

林先生は、別のインタビューで「自分が勝てる場所で誰よりも努力することで勝率を上げることができる」と仰っていたことがあります。

自分が勝てる場所を見付けて努力を重ねたことで、いま、カリスマ予備校講師として名実ともに確固たる地位を築き上げています。

 

勝てる場所で努力することは、中小企業の企業経営の考え方とも重なる部分です。

中小企業は、競合がひしめくレッドオーシャンではなく、強みをいかしたニッチな部分(ブルーオーシャン)で突出する方が賢明であると考えられます。

他社にない強みや技術を分析し、自社が勝てる場所がどこにあるのか?今一度、考えていきたいものです。

 

 

事業のポジショニングやブルーオーシャンの市場を狙う事業経営については、SP経営のeラーニングの講座でも詳しく学ぶことができます。

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