新入社員を迎えるリーダーが知っておくべきイメージの効用

こんにちは。

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この記事を読んでいる方の中にも、4月からわが社に新入社員が入社したという方も多くいらっしゃると思います。

新入社員を迎えるにあたり「共に頑張っていかなければ」と張り切る気持ちがありながらも「大変な季節がやってきた…」という思いもあったりと、期待や不安が混ざり合い複雑な気持ちの方も多いかもしれません。

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新入社員は、まだ所属する組織の「当たり前」を共有していない存在といえます。

覚えていってもらうのは業務のことだけではなく、組織について知っていくことも必要と考えています。

今回は、新入社員を迎えるリーダーが知っておくべきイメージの効用についてお伝えしていきます！

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ある程度共に仕事したり、同じ組織の中にいる仲間であればその組織の中での「当たり前」が自然と共有されていきます。

例えば「あれ」「それ」という代名詞が会話で飛び交うのはお互いに共通認識があるからです。
新入社員には、このような共通認識がありません。

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新入社員を迎える企業としては、新しく入社した方に一つずつ教えなければと頭でわかっていても、実際の指導の時に「何を共有していかなければならないか」が具体的につかめていないという企業も少なくありません。

iDEARヒューマンサポートアカデミー富山校のメンタルトレーニング講座ではよくイメージトレーニングやイメージリハーサルを行っています。

これは、脳内でイメージしたことに沿って人が行動するという理論に基づいているからです。

例えば「あの商談で失敗してしまうのではないか…」と思っていると、思った通り失敗することがよくあります。

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そのため本番での成功率を上げるために事前に具体的にシミュレーションをしたり、ミスを防ぐために「もしこうなったら」
という想定練習を重ねていきます。

新入社員の中にはそれまでの学生生活などの経験から生まれたイメージがあります。

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そのため上司からの指示も、その解釈はあくまで当人が今まで経験してきたことがベースとなります。

よく「最近の新入(若手)社員は言われたことしかやらない」と悩む方がいらっしゃいますが、言われたことしかやらなくていい生活をしていれば言われたことしかやりません。

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反対に、言われたことから色々考え＋αの対応で成功経験を持った人は言われたことから派生する様々な努力をするでしょう。

気が利かないのは、これまで気を利かせなくてもよかったからでイメージがないだけの話かもしれません。

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共有するのは組織の世界観。どんな組織にも「うちではこう言われたらこういうことなんだよ」という組織の世界観があります。

実は大事なことは、この世界観を伝えることです。

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その組織の中にある暗黙知を知ることで、無言のうちに期待される行動を取りやすくなっていきます。

日々何をするかという具体的なことも勿論ですが、人が「自分はここに居場所がある」と実感することは定着率にも関わってくる大事なことです。
居場所を感じられる大きな要因の一つが組織の世界観の共有です。

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折を見て新入社員の方に、業務のことだけでなく組織の世界観についてもお伝えしててみてはいかがでしょうか。
「あれ、指示したことと違うことをしている」「こういう事じゃなかったんだ」といったすれ違いが少なくなるかもしれません！