中小零細企業の新規事業の選び方(前編)

毎年、多くの方が新規事業を始めます。

2017年の中小企業庁のデータによると、年間の起業件数は約20万件、年間の法人の起業件数は約5万件にもなるのだそうです。

 

ただし、よーいドンで事業がスタートし、同じ努力を続けても、その成果の大小は選択する事業やビジネスモデル、ポジショニングによって大きく変わってきます。

今日から3日間は、中小零細企業にとっての新規事業の選び方のポイントを5つご紹介していきます!

 

ポイント:➀経営者(企業)が得意・好きな分野の事業を狙う!

経営者の方が不得意な事業や、好きではない事業を行おうとするよりも、経営者の方が得意なこと・好きなことを事業にするべきです。

例えば…

IT音痴な経営者の方が、高度なITリテラシー(ITを理解し、使いこなす能力)を求める事業を行うべきではありませんし、ラーメンが嫌いな経営者の方が、ラーメン店を開業しても、上手くいきません。

⇒得意なこと・好きなことを事業にする。これは最初に確認すべきことでしょう!

 

ポイント②:最適なサイズの市場を狙う(できるだけ小さいもの)

中小零細企業は、大きなマーケットへ参入することをおすすめしません。

大きなマーケットは、ビッグカンパニーが資本力とブランド力を駆使して戦う競争が激しい戦場(=レッドオーシャン)であるからです。

もし、自社が参入するマーケットを想定する際に、「大きすぎるかもしれない」と感じる場合は、対象とするマーケットをあえて絞り込んでみてください。

⇒狙うマーケットのサイズが適切か、確認してみてください!

 

 

本日ご紹介するポイントは以上となります!

明日の新規事業選択のポイント~後編~も、ぜひご覧ください!

 

 

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